ネタバレ一応注意。
四国の地方都市、「実予」を舞台に展開される、女子高生陰陽道ミステリ。
やったーついに「探偵小説のための〇〇」シリーズ文庫化だー講談社と仲直りしたんだねよかったーつって喜んで読み始めたんだけど、正直あんまり…。
ロジックの精細さを堪能するに至る以前に、いつものエクストリーム描写に疲れてどうでもよくなってしまう…。それが伏線仕込みのためのものと分かってても、読み進めるモチベを保つのがしんどい。
歪んだ青春小説として読むのが正解だとしても、それにしてはヴィヴィッドさが殺されているようにも感じるな。
評価はC。
- 作者: 古野まほろ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/05/15
- メディア: 文庫
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