池上彰/佐藤優『漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022』講談社現代新書

ネタバレ特になし。

左翼史概説新書シリーズの第三弾。

社会党の衰退と、労働組合系の動きが中心で、もうこの頃になるとだいぶ興味の薄れてくるところではある。佐藤優共産党アレルギィ滑稽じゃない? とか、連合ってやっぱりクソだよなとか、そんなもん。

上尾事件とか国電暴動とか見てると凄い時代だよなーとは思うが。『1968』でアゲアゲだったベ平連についての言及がほとんどないが、アレは別に左翼じゃないって認識なんかね。

評価はC。