ネタバレ特になし。
作家、思想家、評論家、研究者…諸相を繙き、高橋和巳という知の伽藍に迫る評論集。
難しい…というか文学評論というものの読み方が分からないな。学士は文学なんだけど。
中では中村隆之「高橋和巳における政治性の否定」が、ほぼ唯一ストンと腑に落ちることを言ってくれてる仕事だった。
あとは梅原猛の言として引かれてる、「信頼の文学」という総評。断絶の時代にあって信頼に結ばれたいという主題、現代においてますますアクチュアルなものだと思うけどな。
記録のみ。
- 作者: 太田代志朗,田中寛,鈴木比佐雄
- 出版社/メーカー: コールサック社
- 発売日: 2018/10/18
- メディア: 単行本
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