2017.12.2@新栄アポロベイス
お久しぶりのliveカテゴリ、お久しぶりのイースタン、お久しぶりのアポロベイス*1。
なんだかタイミングが合わずに観ることのできなかった村岡メンバー加入後のイースタンでしたが、鉄板の部分はそのままに、新たな魅力の加わった、素晴らしいライヴでした。『SONGentoJIYU』のレコ発だけど、その音源の充実に自信の感じられる、新曲をたたみかける中に人気曲も抜群のタイミングで挿まれる盤石のセトリ。いいアルバムのレコ発はやっばりいいよそりゃ。
村岡さん、ベースの演奏の良し悪しを語れるほどの素養はないのだけど、少なくとも女声コーラスという新たな要素は、ハスキン四人体制化に匹敵する好もしい変化と思いました。いつもはあの顔で絶唱してる吉野さんだけど、「なんでもない」とかコーラスの乗る曲ではなんか楽しそうに歌ってるのが見えて微笑ましかった。またその点では何より、「矯正視力」がコーラス付きになるのが最高に嬉しくて、サビは感涙でございました。小谷美紗子に伍さんとするその意気やよし、ということで、本日のベストアクト。今後もマストにしてほしいわ…。
なんの屈託もなく、ただ信頼を寄せることのできる存在があるということは、バンドにせよなんにせよ貴重だし、幸せなことだと思います。イースタンユースというバンドが「閉店セール」を続ける限り、俺はそのロイヤリティの高い顧客であり続けるでしょう。クローゼットの引き出しがイースタンのツアーTで埋まってるのに、またTシャツ買っちゃったよ。
セットリスト：1.ソンゲントジユウ 2.明けない夜はないのだ 3.ちっぽけだって、なんだっていいから、歌を俺にくれ 4.なんでもない 5.同調回路 6.青すぎる空 7.裸足で行かざるを得ない 8.素晴らしい世界 9.踵鳴る 10.旅の空 11.グッドバイ 12.矯正視力〇・六 13.口笛吹いて駆け抜けろ 14.おとぎの国 15.おれたち 16.夜明けの歌 17.街の底 en.1 沸点36℃ en.2 夏の日の午後
*1:まだ『セコンドファンファーレ』の頃のSPARTA LOCALSを観て以来だから…15年以上ぶり!
