2023.12.10@広島広域公園第一球技場
1. ベガルタ仙台ユース 0-7 鹿島アントラーズユース
モンテユースを抑えてプレーオフ進出した東北代表を鹿島が圧倒。相対的なものなのか、柳沢敦率いる鹿島ユースの強みなのか、アジリティが全然違いました。裏取り放題だったし、トランジションでも完全に優勢、スコアは内容通りの圧勝劇。
鹿島は皆よかったけれど、攻守に完璧だった右SB 2.池田健将、長短のパスが冴えていた40.小倉幸成、気の利いた顔出しと仕掛けでチャンスメイクし、ピッチ内、ゲーム前後の振舞いも好感度高かった9.三沢大和といった選手たちが特に印象的でした。大勢が決した後に投入されて2ゴールの23.徳田誉も、さすがU17W杯メンバという懐の深いストライカぶりでしたが、ゴール後全然喜んでなかったのは志の故ですかね。
前半の2ゴールで越後の技巧派集団が逃げ切り。
伝統のエースナンバ、14.堀颯汰はさすがのエース兼キャプテンの仕事。1点目のトップスピードでの左脚もいいコースに飛んだ好シュートだったけど、2点目、ショートカウンタからペナ侵入、やや大きくなったと見えたタッチでDF釣っての切り返しからのシュート、観てた人皆が「ああ大きくなっちゃった」→「いや巧い!」つって声揃えたんちゃうかな。右サイドブチ抜きまくってスタンド沸かせまくった10.原壮志のドリブルも素晴らしかった。最後までプレー強度落ちなかったのもよかったね。
バックスタンドの部員たちの応援（個人チャントまで!）も、Jチームの名チャント総ざらえの趣で愉しかったです。「アイシテル帝長」は当然、「SEE OFF」もド定番として、「STANDING帝長」だのあまつさえ相手の「赤き血のイレブン」までやるんなら、PARKやネシアやってくれてもいいんじゃない…？ なんて詮無いことを思いました。でも「叫ばずにはいられない」聴いてたらなんかウルウルきてしまったな…大宮…。
以上、広島住んでていいことの一つであるフットボール小春日和でした。来年は絶対モンテユースを応援したいのだけど、そうなったらこんな呑気に観てないで、バックスタンドで死ぬ気で跳ねなければ…おそらく少数精鋭、今日のレッズサポ６人組のように…。
