柳美里『JR上野駅公園口』河出文庫

ネタバレ一応注意。

上野の路上生活者の人生に託して描かれる、昭和と平成。

深い哀しみに貫かれた小説で、読んでいてなかなか辛いものがあったけど、これは書かれなければならなかった小説だよなーと強く思った。

他者と、歴史への想像力を持つべきなんだ我々は。

記録のみ。