ネタバレ一応注意。
『アンフェア』の原作としてそこそこ売れましたね。結構人気のあったらしいドラマは未見なのでなにも言えませんが、これをどうやって膨らませたのだろう…サイコサスペンスにしたんだろうな、おそらく。
シリアルキラーものの刑事サスペンスに、作中作なんかのメタ要素を絡めた話なのですが、結局なにがやりたいやらよくわかりませんでした。文章も無味乾燥の極み…というか単なるト書き。
諸々の要素で、小説として成立していないとさえ思えてしまいます。
評価はC−。
- 作者: 秦建日子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/12/21
- メディア: 文庫
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