DVD。
ガス・ヴァン・サントによるジャンキー映画。
ヨメとツレとクスリ目当てのドラッグストア強盗を繰り返していた主人公が、足を洗おうとするんだけどかつてナメてた奴に撃たれる、というただそれだけの話で、ストーリィ的に深くなりようがなかった。映像・美術的には悪くないけど、ドラッグの幻覚描写なんかはもっと斬新かと期待してたらそうでもなかった。『トレインスポッティング』も全然好きじゃないけど、さらにおとなしい感じ。
でもキャストはそれぞれに魅力的で、特にマット・ディロンはかっこよかったね。これキャリアハイちゃうか。ケリー・リンチは場面ごとに全然レベルが違って、緑のニット着てるカットだけが素敵だった。一方でヘザー・グラハムは安定してたけど、昔の映画で気に入った女優を検索して現状に落胆するという過ちを繰り返すことに。
しかし一番の驚きはトム神父。なんか異様な雰囲気ある人やなーと思ってたらウィリアム.S.バロウズて。ほんまもんやないか。
- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2005/02/18
- メディア: DVD
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