『ドライヴ』

DVD。
ライアン・ゴズリング主演のクライム・サスペンス。
非常にシンプルなストーリィの中に、スピード感も緊迫感も、心情描写のせつなさなんかもあって、まあよくできた作品であったとは思います。しかしこの静けさと美しさの中に突如発現するヴァイオレンスって、なんだか北野映画のデジャヴュを感じ続けたようでもあったな。
ライアン・ゴズリングは俺が観た何作か全部、不器用でせつない男性像でキャラがかぶってるんだけど、今回はクライム・ヒーローとしてのかっこよさが堪能できたので、差別化できてなんか安心した。あとヒロインのキャリー・マリガンが異常にハマっててよかったのと、ロン・パールマンがずっとトニーニョ・セレーゾに見えて仕方なかったってのをメモ的に記しておきます。キャリー・マリガンに関しては完全に初見の女優さんでしたが、『17歳の肖像』を観ればいいのでしょうか(何が)。

ドライヴ [DVD]

ドライヴ [DVD]