ネタバレ特になし。
表題作、乱歩には珍しい、プロットに工夫を凝らしたモダンなサスペンス小説で、あら新境地と思ったのに、ほとんど名義貸しに近い代作なんだってさ。どういうことやねん!
その他少年ものに関しては、いい加減全部読んでる自分の律義さが厭になる類のもの。「防空壕」て短編だけは、らしくないブラックユーモアが効いててニヤリとしたけど、これは自分で書いたんだろうな(威圧)?
評価はC。
- 作者: 江戸川乱歩
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/09/10
- メディア: 文庫
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