ネタバレ特になし。
主に随筆・評論集。「鬼の言葉」「探偵小説十五年」「随筆探偵小説」。
クイーンやカーやヴァン・ダイン、作品で言えばやはり『赤毛のレドメイン家』、黄金期本格に対する深い思慕が微笑ましいけれど、一方ではやはり、実作でそれをなせなかったせつなさのよぎる「鬼」の言葉。
「一人の芭蕉の問題」がやはり名随筆だった。あと木々高太郎「文学少女」を読みたいと思った。
評価はC。
- 作者: 江戸川乱歩
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/10
- メディア: 文庫
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