amazarashi 『あまざらし 千分の一夜物語 スターライト』

アコースティック・アルバム。
弾き語りでは全然なく、ストリングスとかガンガン入ってて、イメージ的にはアンプラグドって方が近い。
「隅田川」とか「無題」「つじつま合わせに生まれた僕等」あたりに象徴的なんだけど、元曲のアレンジが完成されてたり、元々ストリングス推しだったりで、リアレンジの妙味があまり感じられず。暗黒ボッサと化した「古いSF映画」が一番新鮮味があってよかったかな。
「スターライト」の世界観を短編小説にして、DVDで併録のライヴ*1では章ごとに幕間で朗読されて、さらには本として付録してあるんだけど、正直感興なくて。ライヴ行ってたら多分リアクションに困ってたと思うわ…って元々リアクションできないんだけどamazarashiの場合。だけどさすがにラスボスの風情で控える「スターライト」はリアレンジもハマって別格の存在感。これだけでもいいぐらいだわ、正直。

あまざらし 千分の一夜物語 スターライト(初回生産限定盤)(DVD付)

*1:というかむしろこのアルバム自体がそのコンセプト・ライヴの音源化。