『きみに読む物語』

DVD。
ライアン・ゴズリング×レイチェル・マクアダムスのロマンス映画。
なんつーかまあ、脚本・演出・音楽と、大体が凡庸な映画だったわ。このストーリィじゃこのぐらいでちょうどいいのかもしれないけれど…そもそもラブロマンス映画に対する素養の問題か。
キャスト目当てで観たんだけど、レイチェル・マクアダムスはいまひとつだったなー。この人ガッツリメイクした方が魅力的だと思う。なので17歳の時のアリーに(キャラクタ含め)感情移入できなかったのがその後辛かったかも。成人以降はまだ魅力の萌芽が見えたけど、アイリーン・アドラーのが遥かによかったな。
でもライアン・ゴズリングはどの場面でもしっかりかっこよかったよ。でもなんか、かわいそうな目に遭う役ばっかりだね…。
かわいそうと言えば、フィンの運命はあんまりだと思う。まったく必然性のない完全な犬死にぶりには、ロンの悲劇も霞んでしまうわ。あとアリーが夢みたいとか言ってた場面、鳥嫌いの俺にとっては悪夢以外の何物でもなかったし、あそこはホラー映画だった。