ネタバレ注意。
ひょんなことから死体遺棄に手を染めることになった男女と、彼らがペンションで出会う鵜飼杜夫探偵事務所の面々が巻き込まれる殺人事件を描く、烏賊川市シリーズ第五長編。
うん、ユーモア(つかスラップスティック)・ミステリ志向して書いて、ちゃんと笑えるってのは素晴らしいことですね。橋の上でEXILEやるとことか、声出して笑っちゃったもんね、虚無的にバカバカしいけれど。
ミステリとしては、よく言ってダイナミック、悪く言って大雑把。言うなればライトな島田荘司…ミニクーパーが濁流サーフィンして突っ込んでくるとか、面白い画ではあったな。
評価はC+。
- 作者:東川 篤哉
- 発売日: 2012/09/12
- メディア: 文庫