森田まさのり「ろくでなしBLUES 23-25」(完結)集英社文庫

大阪抗争編4-6。
大阪抗争なんてとっくに終わってるんだけど未だ巻題に掲げられてるのは、完結においてそれに足るエピソード持ってこれなかったからのような…四天王集結とか、集大成感極まっちゃってたからね…。
プロライセンスも絡んだvs白井がメインだけどいかにも小物だし、ヒロインがやっぱりアレ。あと残念なのはヒロトのキャラだなー。帝拳の継続性意識してメインのエピソードがいろいろあるんだけど、甚だしい浅慮がただただ不愉快。なんであんな天才的な言語感覚とカリスマ性のあるロック・アーティストの似姿をこんなんにしちゃうかな、とそれも今さらながらに醒める要素。観月ちゃんに輪島浜田のぶるーちゅのオチに、井岡の方が遥かに好感度高い活躍してるわ。
俺がこのマンガで断トツのキャラと評価する島袋の顛末…赤城の二番煎じ…についても納得できないけど、それも島袋らしくてまだ許せるかなw

ろくでなしBLUES (23) (集英社文庫―コミック版)

ろくでなしBLUES (23) (集英社文庫―コミック版)

ろくでなしBLUES (25) (集英社文庫―コミック版)

ろくでなしBLUES (25) (集英社文庫―コミック版)