森田まさのり「ろくでなしBLUES 1-3」集英社文庫

太尊登場編1〜3。
絵柄*1もヤンキーの世界観とロマンティシズム*2も、ついでにネタになってるボクサーの名前なんかも、とにかくすべてが「古い」印象だけど、同時にキャラクタの立ちや、ストーリィとギャグのテンポなど、今読み返して充分面白く感じられる部分も多いです。勝嗣と米示がよくやる、ベロ出して手の平上に向けるアレ、俺いまだにやってるもんね。
畑中編がメインだけど、前田君さー、もうちょっと拳対拳のやり取りにこだわり持ってくれんかね。ブレーンバスターとかされちゃうとさ、ボクサー志望設定に深みが出ないと思うのだけど。
島袋の愛おしさは相変わらずで懐かしく嬉しかった。島袋だったら俺舎弟になるわ。

ろくでなしBLUES 1 (集英社文庫(コミック版))

ろくでなしBLUES (2) (集英社文庫―コミック版)

ろくでなしBLUES (3) (集英社文庫―コミック版)

*1:この時期特に女性キャラが致命的だわ。千秋の顔なんて全カット笑わせにきてるもん。

*2:ある意味では普遍性を認められもするんだけどね…。