2015.5.2@NDソフトスタジアム山形
芝かぶり席にて勝ちゲーム観戦。やはり昨シーズン終盤からの観戦運は続いており。
前節の馬鹿試合とはうって変わって、CKからの虎の子を守り抜いてのウノゼロ。守備陣の奮闘に胸の熱いグッドゲームでした。
西河の一点はファーに逃げて誰あろう中澤祐二に競り勝ち、中距離からループ気味に決めるというスペシャルなもの。久々の「CKから西河」、かつての最大の得点パターンの復活に今後の期待も高まります。當間の鬼神の如き一対一、その完勝ぶりもこの試合何よりのエンタテインメントでした。
そしてこの試合個人的にはアルセウがよかった。これまでついて回った鈍重なイメージは相方のチョコマカぶりの対比だけではなかったはずで。しかしこの試合は運動量こそ目に見えて向上したわけではなかったけど、中盤で高さを出すところとセカンドを狙うところ、あるいは激しく当たるところとカバーに回るところ、そうした判断が的確で、プレイの効率という意味では明らかな向上が見られたように感じました。フィジカルコンディションの故かJのあるいはチームのサッカーへの適応か、いずれにせよJ1のレベルではこのぐらい激しさが出せるボランチが必要なことはここまで観てて明らかなので、今後もアルセウのガチンコには期待してます。
マリノスは俊輔が観られなかったのはかつての俊輔オタとして切歯扼腕の思いだけど、さすがひとクラス上のタレントの歴々を観れてJ1を戦う喜びを感じることができました。中澤ファビオ富澤と入ってくるCKなんて異次元の高さで戦慄いたし、アデミウソンにはさすがの技術で思うさま起点作られたし。あと小林祐三と下平の両SBって多分Jで一番いいよね。
でもそれに競り勝って点入れたし、完封して買ったんだけどね! 集中切らさずに走り切れば勝てるって確かな確信のウノゼロ。J1でも戦えそうだし、行けるとこはもちろん全部行くよ。
