宮内悠介『カブールの園』文藝春秋

ネタバレ注意。

表題作、および「半地下」の二中編収録。

人種マイノリティのサヴァイヴ、という共通の題材は、おそらく作者の経験の裏打ちもあってリアリティがある。

テーマもその書きっぷりも非常にモダンなものを感じさせて、何かいいものを読んでいるという気にさせてくれる本です…薄い感想でゴメンなさい。

評価はB-。