2018明治安田生命J2リーグ 第20節 モンテディオ山形 3-2 徳島ヴォルティス

2018.6.23@NDソフトスタジアム山形
昨年の雪辱なる。
徳島にバイタルで持たれたり、裏抜けで危ないシーンを作られたりしながら、最後のところで踏ん張り、成豪のバイシクル気味のダイレクトボレー、南の密集に突っ掛けて巧くDFと距離を取ってのトゥキックと、ゴラッソ二発で2-0。クロスに触れずの事故じみた失点は前半終了間際、不用意なホールディングでのPKは後半立ち上がりと時間も悪く、不安を感じながらの観戦でしたが、汰木の美クロスからの阪野ヘッドの勝ち越し、その後の集中したDF、結果的には見事な勝負強さを見せてくれた試合でした。1トップ2シャドーの揃い踏み、点が取れない時は守備が踏ん張り、守備が悪い時はアタッカが奮起する、といういい流れが生まれていて、心強いです。
徳島も巧かったし山崎も若干山形キラーで怖かったけど、やはり渡の穴を埋めるのは並大抵のことではないなと。交代選手のクオリティにおいて、ウチの方が仕事してくれたな、という感じでしょうか。
上昇機運のチームにおいて、気になるのは駿のところ。ポゼッションの黒子に徹している中でボールロストも少なくなく、なかなかクリティカルなプレイをできておらず。2.5列目からの侵出に強みを持つ彼が、三列目でも同様の強みを発揮できるのか、あるいは使う側のボランチとして脱皮できるのか、選手の成長を見守る愉しみとして味わうことにします。