井上順孝『本当にわかる宗教学』日本実業出版社

ネタバレ特になし。
宗教学の概説書。
主要な理論やトピックが紹介してある、概説書としての役割からして当たり前だけど、やはり常に歯に衣着せてる感じのする、もどかしい読み物でした。
掘り下げれば掘り下げるほど、凡百の新興宗教/カルトを圧して深く、興味深いはずの伝統宗教だけど、こうしたレベルの話ではやはり興味が持てない。
あと編集レベルで、挿入される図版がまるで無意味なのはいかがなものか。
評価はC。

本当にわかる宗教学

本当にわかる宗教学