島薗進『ポストモダンの新宗教 現代日本の精神状況の底流』法蔵館文庫

ネタバレ特になし。

1970年代以降の「新新宗教」の様相と、社会状況との関り、対外比較を主題とする概説書。

各団体の詳述だけでなく、歴史的な縦軸、比較宗教的な横軸と広い射程と視座があり、ナショナリズムや反世俗主義というクリティカルなテーマもドンズバで、めちゃくちゃ面白かったです。

参考文献リストも宝の山、このテーマでは必読の書と思います。

記録のみ。