ネタバレ注意。
光文社文庫も、(まだ許せる)黒星警部シリーズばっかじゃないんやね。
…ということで、湖畔の別荘に馬鹿集合、益体もない思考と行動と言動の中にどうでもいい惨劇が繰り広げられる、折原茶番ミステリです。
サプライズが体を成していない以前に、とにかくあらゆる描写がしんどいわ。《「ばかね。わたしって、おっちょこちょいなんだから」》(151p)とか言われると、本当にしんどい。
いつもこんな感じだけど、今回は特にしんどい。
評価はD。
- 作者: 折原一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1997/03
- メディア: 文庫
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