ネタバレ一応注意。
シリーズ第八集。
近作は全部同じ感想だけど、初期作の何倍希釈だよって内容の薄さ。
ストーリィもそうなんだけど、《酸っぱくて甘くて爽やかで、ハッサクって、いくらでもくえるよな。》(11p)だの、《毎日研いでる包丁って、つかい心地がいいよな。》(84p)だの、《なあ、全国のご両親、あんたのところの子どもも池袋に連れてこないか。受験技術だけ押しこむ学習塾よりも、ずっと子どもの生きる力がつくと思うんだけどね。》(128p)だの、クソ益体もないモノローグのたびに、お願いだからやめてくれ…と寒気がしてしまう。
マコトがかわいそうで、しんどいです。
評価はC-。