ネタバレ注意。
シリーズ第二作、前作の感想はこちら。
シリーズなんて作を重ねるごとに質が落ちるのが宿命だけど、コレはもともと大したことな…いや、肩の力の抜けた作風が幸いしてか、コメディとしてこなれた印象が強まって、「いい続編」になっているように思いました。
「殺意のパーティにようこそ」はシリーズ設定と見事にハマっているし、盛り込まれたアイデアも、「見えない人」プロットに犯人特定のギミックにと豊富、「髪は殺人犯の命でございます」もシンプルなプロット型本格になっているしで、本格として評価できる点も前作より多かったです。
評価はB−。
- 作者: 東川 篤哉
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/11/10
- メディア: 単行本
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