小説推理編集部(編)『脅迫状であてましょう 他』双葉文庫

ネタバレ特になし。
「尾行・張り込み」「暗号」「鍵」「変装」など、ミステリの定番ガジェットをとりあげ、それを用いた様々な企画と、専門家へのインタビュー、巻末に作例ガイド、という構成の本。
タイトルになってるのは「筆跡鑑定」の項、作家やタレントに「脅迫状」を書かせ、鑑定士にその人となりを推理させようというもの。他の企画ともども、文庫に落とすまでのものか?という疑問はあれど、全体的に軽いノリのまま、愉しくは読める。
俺は筆跡云々より、デパートの「暗号」のホントのところが知りたかったけれども…。
評価はC+。

脅迫状であてましょう他―名探偵になるための必須9項目! (双葉文庫)

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