雰囲気ゾワゾワ楽団 『おとなでこども』

こないだのLIVEでいただきました。
4曲入りの祝☆初音源です。
たった4曲からだけでも、くるくると表情を変えて豊かな、このバンドの音楽の魅力を感じ取ることができます。ヘビロテヘビロテ。30回ぐらい回してる。
では収録順に。
1. 森の奥の村の少女
喜びに満ちた、軽快なポップ。豪奢な構成でありながら、詞曲の持つ素朴な愛らしさが損なわれていない…というかその魅力に大いに貢献しているのが素晴らしい。なんかフォルクローレ調で。
≪大きくなっても忘れたくない≫からの転調は、ユーミンばり、そしてジブリアニメの主題歌になってもいいぐらいの貫録。
2. teacup
ギミック満載少女賛歌。
ライヴでも次々と繰り出されるギミックに目移りしてしまいますが、音源で何が飛び出てくるものか耳を澄ませてみるのもまた一興ですね。
≪シュークリーム アイスクリーム/ストロベリーショートケイクスモンブラン ミルフィーユ≫のあたりのヴォーカルと音像が、なんとも幸せそうでうっとりしてしまいます。
3. lamp
一転してこれは雄大でシンフォニックなバラード。シンフォニックなんだけどところどころでカオティックなのが素敵。
ボレロ」のサンプリングがされてて、そういやFREENOTEが「ルーティンワーク」でやってたけど、こっちのが全然巧いw
4. うららかな午後
壮大な前曲からさらに一転、半笑いのskitからリコーダ協奏曲。
うららかなまま、しっかり長いのがいい。
で、4曲でも振り幅の大きさと多彩さでしっかり楽しませてくれる好盤ですが、ライヴで聴いただけでももっと聴きたい曲が少なくともあと三曲すぐに名前を挙げられるのですよ。挙げませんけど。
冬眠明けをじっくりと待つことにします。