amazarashi "5th anniversary Live Tour 2016 世界分岐二〇一六"

2016.1.24@Zepp Nagoya
2月のアルバムリリースを控えてのツアー。
前回とは違ってスタンディングでした。やっぱこっちのが落ち着くわ…と思いつつ、満足に跳ねられない&拳挙げられない状況は相変わらずでしたが。
しかしさすがヴォーカルの訴求力と、分厚いバンドアンサンブルで、ライヴパフォーマンスに対する感興は深かったです。「季節は次々死んでいく」とか、音源では最大のキモであるストリングスの不在をまったく感じさせなかったし、「ラブソング」あたりも音源に倍してかっこよかった。音源では飛ばすことの多いポエトリィ・リーディングも、要所要所でアクセントとして効いていたと思います。
アルバムリリース直前なので、新曲も何曲か含まれるセットでしたが、いずれも印象のよい曲で期待も高まりました。特に「多数決」は既にライヴのハイライトたりえる充実ぶり。既発曲では「ワンルーム叙事詩」「雨男」という個人的に抜群のフェイバリットが聴けたのも嬉しかったけど、さすが孤独に研ぎ澄まされたエモーション炸裂の「美しき思い出」が、三回目にして初めて聴けた感激もあってベストアクトでした。
セットリスト:1.コンビニ傘 2.タクシードライバー 3.季節は次々死んでいく 4.ワンルーム叙事詩 5.性善説 6.名前 7.雨男 8.夏を待っていました 9.ラブソング 10.スピードと摩擦 11.エンディングテーマ 12.しらふ 13.美しき思い出 14.収束 15.多数決 16.スターライト