"Turntable Films "Yellow Yesterday" Release Tour(名古屋編)"

2012.7.7@鶴舞KDハポン
ゾワ楽@ハポンともなれば、行かないわけにはいかないわけで。
つかぶっちゃけ、すごくいいイベントでした。
ちょっと開演に遅れて行ったら、もうガッツリやってた原田茶飯事さんて弾き語りの人が既によかった。歌もギターも一人ホーンセクション*1も客のアゲ方もすべてが堂に入っていて、普通に拍手でした。
メイン・イベンターのTurntable Filmsも、「生活感のあるオルタナ」みたいなこのハコのイメージに反して、スタンダード・ポップスの王道的に美しいメロディにフォークやカントリィのフレイヴァがあって、好みのオシャレさでした。特に「Misleading Interpretations」という曲がちょっとバンアパだったので完全に好きだった。フロントマンはくるり岸田とNICO*2のヴォーカル足して割った感じでかっこよかったし、ドラマーは細山田隆人に似てた(どうでもいい)。音楽に使う金に糸目のなかった頃ならきっと音源買ってた*3と思うけど、またの機会を楽しみに…。YeYeさんも独特の世界をむくつけき男ども*4がガッチリ支えてる様がなんだか素敵で、FREENOTEをはじめて観た時のことを思い出しました。楽しそうな京都のシーンを垣間見て、かの古都に対する憧れが倍旧したりもし。
もちろん久々のゾワ楽、新曲もすごくよかったし鉄板は鉄板でしたね。音の環境とかバランスの問題はまあ、俺の立ち位置の問題かもしれんしまあそれはそれ。「新しいのに懐かしい」、それは俺の個人的な思い入れとタイミングの問題ではなくて、彼女たちの音楽のオリジナリティであり普遍性なのだと思います。俺の後ろにいたおじさんが「初見で油断してたけどすげーいい」的なこと言ってたよ。
基本的に、応援したくなるアクトばっかりだった。誘ってくれてありがとう。また、ちょくちょく帰っておいでよー。
セットリスト(雰囲気ゾワゾワ楽団):1.はじまりのうた 2.まちあわせ 3.森の奥の村の少女 4.メリーゴーランドのこどもたち 5.傘もささずに 6.ゾワーネフの休日 7.うららかな午後

*1:口の中に桑田佳祐がいるらしいよ。オモチローイ。

*2:別に好きじゃないぜ。

*3:なんて寂しい話や…しかも言わんでいい。

*4:キーボードの人がルックスと仕草において小林賢太郎のキャラだったので、一人完全にニヤニヤしてた。かわいらしいJDヴォーカルにニヤニヤしてたわけではない。