Base Ball Bear "'08 Spring Tour 『17才からやってますツアー』"

2008.4.9@名古屋クラブダイアモンドホール
…ヤバかった。
踊れすぎた。
ライヴは三回目。ワンマンは初。『十七歳』は相当聴きこんだよ。再生回数では多分三番目に回してる。
平日なのでスーツ参戦。若い客層に驚きながら、レヴューのイメージはその価値観の距離…『十七歳』というアルバム、その世界観を表現するライヴに、24才男子がその熱狂への距離感と共に感じざるを得ないノスタルジアを中心に、などとつらつら考えつつ。あるいはかなりの確率で「史織かわいいよ史織」だろうと。
しかし、スーツ着たまま最後尾鑑賞を選ばず、鞄と共にロッカーに突っ込んでフロアに下りたのは、去年観たイベントでの踊らせっぷりに、ある種の予感がはたらいていたのかもしれず。
そして、いざ始まってみれば…汗だく。
あんだけ連続して跳ねたのは久しぶりだった。ちょっといつ以来か思い出せない。「踊れる」ということが、ロックバンドのライヴ表現においてどれだけの武器になるか、まさにそれを体現するライヴでした。「真夏の条件」最強すぎる。ダブルアンコールの「祭りのあと」は自分が完全に狂ったのが分かった。独りで。スーツで。
問答無用で楽しかったです。これはもうライヴを逃がせないバンドになってしまいましたな。アートのライヴの前座で初めて観て、ベーシスト可愛さに限定音源を手渡しで買ってニヤニヤしていた頃からは想像もできない進化。あの頃からアンセムだった「CRAZY FOR YOUの季節」もさらにスケールアップした大アンセムになりましたね。
あ、もちろん関根史織さんは素敵でした。次はTシャツで行こ。
セットリスト:1.ELECTRIC SUMMER 2.彼氏彼女の関係 3.愛してる 4.ヘブンズドアー・ガールズ 5.4D界隈 6.STAND BY ME 7.changes 8.抱きしめたい 9.GIRL FRIEND 10.SAYONARA-NOSTALGIA 11.協奏曲 12.WINK SNIPER 13.真夏の条件 14.青い春.虚無 15.CRAZY FOR YOUの季節 16.ドラマチック 17.17才 en.1 気付いてほしい en.2 祭りのあと