フジファブリック "TEENAGER FANCLUB TOUR"

2008.4.30@名古屋クラブダイアモンドホール
フジファブリックのレコ発。
客電落ちて現れた志村のシルエットが藤原みたいで笑った。長金髪、はっきり言って似合っていないが、「Surfer King」のあのフレーズを演るためなら許せるw
ノーミス、完璧、絶対鉄板の演奏、というパフォーマンスではなかったが、特に後半の爆発的なアゲっぷりと、そのエンターテインの陽性を評価するべきバンドだと思う。「唇のソレ」とか「虹」に象徴的だったように、なにより彼らは「音と遊べる」バンドであって、それが自己満にならずに観客とちゃんと共有されてあのピースフルな空間を形作っているというのは、年齢、キャリアに関係なくまったく稀有なことだと思う。
加藤の技巧も金澤の椅子も山内の背弾きもかっこよかったが、なんつったって城戸紘志だった。スティック回させたって、ラクリマクリスティあたりのドラムとは格が違うぜ。
まったく驚きがなく、その割には期待の大きかった「東京炎上」を演らなかったりとややアレなセットだったけど、*1まあ後半あたりは問答無用やね。何回も観てるけど、やっぱり素晴らしいライヴ・バンドです。
セットリスト:1.ペダル 2.記念写真 3.B.O.I.P. 4.Sunny Morning 5.Chocolate Panic 6.Strawberry Shortcakes 7.唇のソレ 8.パッション・フルーツ 9.ロマネ 10.打上げ花火 11.まばたき 12.若者のすべて 13.星降る夜になったら 14.銀河 15.TAIFU 16.Surfer King 17.TEENAGER en.1 1.茜色の夕日 2.虹 en.2 1.ダンス2000

*1:レコ発だから仕方ないんだけどさ。