ネタバレ特になし。
東アジア反日武装戦線・大道寺将司が友人、支援者との、あるいは機関紙投稿としてしたためた獄中書簡集。
…なんかもっとセンチメンタルな内容かと思ってたけど、意外と意気軒高な感じであった。期待していたものとは若干異なっていたが、中では大道寺あや子*1への想いが読める部分なんかは(それがどれだけ内心が表されたものかは別として)興味深かったな。
あと和人とアイヌの「水」観念の相違とか、なんかのネタになりそうだった。さすがよく学んでいらっしゃいますね…。
評価はB。
*1:つかあや子の方こそ肉声なり肖像なり読みたいなー。詮無いにも程があるけど…。