森博嗣『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』講談社文庫

ネタバレ注意。

ホームレスの青年を調査する小川/加部谷探偵と、その過程でのいくつかの死を描く、XXシリーズ第一長編。

森作品では珍しい社会派。このシリーズはこのテイストでいくんでしょうか。作者はどっちかつーと現在の政治体制肯定派だったと思うけど違いました?

加部谷さんへの愛着はともかく、読ませる犯罪小説だとは思いました。

評価はC+。