ネタバレ注意。
Xシリーズ。
犯人像はなかなか味わいのあるものだった。その造形が見所の作品かな。
河童の見立てが放りっぱなし(だよね?)なのはまあよくあることなんだけど、Xシリーズに関しては、キャラクタへの思い入れが薄いので、他シリーズより点が辛くなる部分はあるよね。今ちょうどリアルタイムでは『幻惑の死と使途』再読してて、そうしてからだとなおさらGシリーズへの思い入れが強くなろうというもの。
まあ、実は誰かが、思い入れを持って眺めるべき誰かなのかもしれないんだけどね…。
評価はC+。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/06/05
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (19件) を見る