J.アーヴィング/中野圭二(訳)『ホテル・ニューハンプシャー』新潮文庫

ネタバレ一応注意。

アメリカ・メイン州とウィーンで、三代にわたる「ホテル・ニューハンプシャー」を営むことになるベリー一族の物語。

すごいヴォリュームだし、波乱万丈にして緻密な物語だし、現代にもクリティカルだけど、なんかこう、ノレなかったなーと思う…訳も硬いし。いしいしんじの近作みたいだった。

でもフラニーの存在感はすごかった。映画で観たいなーと思ったらジョディ・フォスターだってね。ウィーン編のラストとかも絶対映えるよね…プライム待ちかな。

評価はC。