N.カレフ/宮崎嶺雄(訳)『死刑台のエレベーター』創元推理文庫

ネタバレ一応注意。

高利貸しを殺した後、エレベーターに閉じ込められてパニクる男を描く、クライム・サスペンス。

なんか映画は有名ですよね。この原作の方は、何組かのカップルのアレなやり取りが細かく描かれるあたりがフレンチ・ミステリっぽいな(偏見)、ってぐらいの印象だった。

視点が細かく替わって、テンポよく読める水準作とは思います。

評価はC+。