中島岳志『「リベラル保守」宣言』新潮文庫

ネタバレ特になし。

リベラル保守」という政治的スタンスと、そこから見た社会情勢に対する論考。

親本刊行から六年の歳月を経て、ますます重要性が増すばかりのクリティカルな問題提起。「リベラル保守」の立場からの提示、ほぼすべてに深く同意できる。

理性的であるということは、理性に対して謙虚であるということなんやな…。あと一章、福田恒存「失せたる一匹」に涙を流しました。

記録のみ。

「リベラル保守」宣言 (新潮文庫)

「リベラル保守」宣言 (新潮文庫)