『仁義なき戦い』

DVD。
『ザ・マスター』に続いて2014年物故者追悼上映会を催してるわけではなくて、前から観たかったのをようやく観ただけの話。『バトル・ロワイアル』は劇場で七回、DVDはメイキング含めると何回観たか分からないぐらいで、深作欣二の仕事は以前からリスペクトしていたのですけど。
で、wiki見たら読むのに映画観る以上の時間がかかってしまいそうなぐらいの濃密さで、それだけで様々な人がこの映画を様々に思い入れを込めて語り、多くは絶賛しているであろうことは容易に想像がつくところであり、今さら迫真的なカメラワークがどうだとか、広島弁の効果とそこからなる名台詞がどうだとか、「ピラニア軍団」の役者たちがどうだとか、生半可な知識で言うのも恥ずかしくなってしまいました。
なので個人的に一番よかったシーンを挙げるだけでそそくさと退散することにします。広能と坂井がアパートの部屋で再会するシーン、坂井がビビッて「ひゃああ」とか言ってんのがかわいくてよかった。それまで散々シブくキメてた松方弘樹が、「元気が出るテレビ」で知ってる姿で帰ってきてくれたようで安心しました。

仁義なき戦い [DVD]

仁義なき戦い [DVD]