日渡早紀「ぼくの地球を守って 10-12」(完結)白泉社文庫

完結まで。
んー、やっぱりこんだけ引っ張る必要はまるでなかったな。うだうだと続けられる葛藤や煩悶や愛憎に、まったくついていけない。筋が通っていないと思ってしまうし、急に「戦争撲滅」とか言われても、失笑以前に呆然としてしまう。
キャラクタたちも、残念ながら描写を重ねるほどに輪郭がぼやけ、魅力を失っていってしまって。特に10巻の玉蘭はキモくて悶死するかと思ったぜ。
プロット/アイデアは悪くなかったんだけどな。5巻ぐらいまでに詰め込んで幕を引けばよかったと思う。

ぼくの地球を守って (第10巻) (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って (第10巻) (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って (第11巻) (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って (第11巻) (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って (第12巻) (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って (第12巻) (白泉社文庫)