日渡早紀「ぼくの地球を守って 7-9」白泉社文庫

木蓮編。
…つーのはちょっと乱暴なまとめだけど、後半になって話も若干ダブついてきて、重要と思われるのはそこぐらい。
その木蓮にしても、描写されればされるほどキャラクタがブレてくる気がして。亜梨子は相変わらずメソメソウジウジしてやがるし。
ファンタジィになると現代編と相対的に筆が冴える感は確かにあって、ファンタジィの人なんだなーという手応えはあるけど、人物造形がいかんせん、ここまで読んできて違和感の拭えないものでした。

ぼくの地球を守って (第7巻) (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って (第7巻) (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って (第8巻) (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って (第8巻) (白泉社文庫)

ぼくの地球を守って (第9巻) (白泉社文庫)

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