羅川真里茂「赤ちゃんと僕 4-6」白泉社文庫

槍溝さんは結構好きです。
あと一加ちゃんと比べて、実くんの知能発達に著しい遅滞が見られるのですが大丈夫でしょうか?
…という感じでキャラクタは徐々に深まってきてる気はするけど、ストーリィのネタ作りには苦しさを感じさせ、季節ネタと風邪ネタの多い展開。でも新しいこと無理にやろうとすると、5巻誘拐回とか、6巻野球回のように、ちょっとこれは目も当てられないなあ、という状態なのも事実。広瀬くんの回はマンガが主題の一部なだけに、実感と力のあるストーリィになっていたから、こういう無理のない、力の及ぶ範囲で、キャラクタの魅力を深めてほしいところ。
あとは夢精回も、それに挑戦した心意気だけは買いたいところだけど、でも竹中くんは絶対淫夢見てるハズですよ(ゲス顔)。
タケカワユキヒデが結構いい解説書いてるけど、そういうとこにも触れてほしかったな。