Mr.children 『Q』

9th。
『(an imitation) blood orange』がオーケストラ然としていて物足りなかったつったらミスチルフリークの後輩が二枚貸してくれました。
2000年発売の9th、同じタイミングで中村一義『ERA』が出てて、死ぬほど聴きまくったことを憶えています。そのタイミングの号のROCKIN' ON JAPANは俺が人生で一番熱心に読んだ雑誌だったな…『ERA』はクソほど絶賛されてたけど表紙は桜井だった。
さて、こちらのアルバム、確かに近作に比してはバンドサウンドもちゃんと聞こえてきますが、そういう曲ほどメロディが物足りなく思えてしまうのはないものねだりか。だって「口笛」なんて構成されるメロディの全てが黄金律で出来ているような曲があると、その他のハードルも上がってしまいますよね。「口笛」いいわー。何度でも言うけど瑕疵は《夢を摘むんで》が果たして日本語として正しいのか聴くたび常に引っ掛かるというぐらい。
後好きなのは「NOT FOUND」と「つよがり」だけど、恐ろしくベタな嗜好で後輩からディスられること間違いなし。なんにせよメロディがいい曲はいいよ。「ロードムービー」はイントロの期待感に比して、その辺がいまいち。イントロだけなら「Tomorrow never knows」クラスが来るかと思ったぜ。

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