ネタバレ特になし。
ベテラン・トリックメイカのイメージで読んだ旧作でしたが、この本ははっきりと二時間ドラマの原作。トリックとか、別にないw
まあ、下町の人間関係の稠密さとか、主人公である鮨屋のおっさんとその母親の微笑ましい関係性とか、八割方会話文の異常に読み易い文体で、まったり読むことはできましたけれど。
読み捨てる分には、まああまり害のない小説ではあるかもしれません。
評価はC−。
- 作者: 中町信
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1998/05/01
- メディア: 文庫
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