平石貴樹『立待岬の鷗が見ていた』光文社文庫

ネタバレ注意。

函館近郊でのスリーピング・マーダーに、ジャン・ピエールが挑む、函館物語シリーズ第二長編。

作者らしい緻密な作風で読み応えはあるが、眼目になっている作中作と現実の事件の絡みにいまいちアガらなかった。

しかしこのシリーズ、装画いいっすね。

評価はC。