古野まほろ『ねらわれた女学校 セーラー服と黙示録』角川文庫

ネタバレ注意。

シリーズ第一短編集。

「消えたロザリオ」はこの本の中では比較的オーソドックスな学園もので、なかなか綺麗に盲点を衝かれて愉しかった。

以降は吸血鬼だのサバトだの夢世界だの、ケレンたっぷりだったけど、そのどれにもいまいちハマれなかったなーと。ことミステリに関しては保守的な読者ではありましてね。

評価はC。