大江健三郎『芽むしり仔撃ち』新潮文庫

ネタバレ注意。

太平洋戦争末期、疫病が蔓延する山村に閉じ込められる感化院の少年たちを描く、長編第一作。

死、病、性に暴力と、爛れたイメージに覆われた暗黒青春ドラマ。『蠅の王』みたい。

独特の高尚な文体で描かれる大文字のブンガク、ついていくのがやっとでした。

記録のみ。