ネタバレ特になし。
前作の反響を受けての2。
『本格ミステリー館』もそうだったけど、またもや御大、盛大に空回ってんなーって印象は変わらず。そもそもなんでこんなことしなきゃいけないのか、まず理解できない。
読み物として、ミステリー論はあまりに恣意的だし、日本人論の頑迷さはテキストとして無意味に感じられるしで、何を読んでいいものやら。タイトルの「ハイブリッド・ヴィーナス」も、空転する議論に突然抽象イメージ持ち込んで、さらに寒々しいことになっただけだった。
twitterフォローしてるけど、御大全然キャラ違うよね。中島みゆきみたいなもんかね…。
評価はC。
本格ミステリー宣言〈2〉ハイブリッド・ヴィーナス論 (講談社文庫)
- 作者: 島田荘司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/06
- メディア: 文庫
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