大塚英志『サブカルチャー文学論』朝日文庫

ネタバレ特になし。
文芸評論集。江藤淳と、彼の論を軸とした「サブカルチャー文学」の捉え方が主題。
何をどう読んでも、結局は著者の恣意にしか感じられないのは、俺の読み手としての素養の不足か、そもそも文芸評論てのはそういうものなのか。
『ラブ&ポップ』の欺瞞性は、言われてみれば確かにその通りだなあとは思った。映画にはかなりカブれてたけどな…。
評価はC。

サブカルチャー文学論 (朝日文庫)

サブカルチャー文学論 (朝日文庫)