amazarashi 「スピードと摩擦」

2ndシングル。
表題曲は、押韻に淫したスピード/ハード系。アレンジと、断片的な言葉の響きにかっこよさを見出すべきなのだけど、俺はいまいちアガれず…なんかちょっと一本調子に感じた。「季節は次々死んでいく」と同系統だけど、シングルはこういう路線でいくって決めてるのかな。俺はこういうのamazarashiの本領じゃないと思うんだなー。
一方でc/w「名前」は個人的にこれぞamazarashiって熱い詞のバラードなんだけど、こっちは逆に詞とアレンジにフックが足りないように感じてしまって…結局ないものねだりやねんな。でもこの路線は「雨男」を超える楽曲が想定できない…とか思ってても、「この街で生きている」「ナモナキヒト」「パーフェクトライフ」と次々匹敵あるいは超えて来た流れの「雨男」なので、いつかは超えてしまうんだろうけどな。でも「名前」は惜しい。「ナモナキヒト」と若干カブってるしな…。
限定版のDVDはニコ生(?)でのライヴ。「無題」で満足してたらその先に「スターライト」が待ってて嬉しい驚きでした。

スピードと摩擦(初回生産限定盤)(DVD付)

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