ネタバレ特になし。
なぜか文庫版がダンボールの中に。
これだけ細かい紙面構成見てるのはシンドくなってきた。単純に物理的な面でもそうなんだけど、こういう町の看板とか、誤植とか、探し出してイジって、というサブカル的な身振りじたいが、だいぶ古びたものに感じられるということもあると思う。なんかちょっとイタいし、今となってはサブカル趣味というよりは完全にレトロ趣味。
まあ笑えるネタはいくつかあって、大和田獏と武者小路実篤の誤植とか、「うち」ってこどもの圧倒的な展開を見せるポエムとか、《はらわたをしぼるが如く力入れ枯野に猫がいま糞をする》って名歌とか、まあでもそんぐらい。
評価はC。
- 作者: 宝島編集部
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 1998/08
- メディア: 文庫
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