ネタバレ特になし。
Number連載のインタビュー・シリーズの書籍化。
時代は「2002年」の前後、取り上げられるのは当時の代表、川口・俊輔・森岡・柳沢・中田英といったあたり。これといって目新しい内容はないけどよくできたインタビューだし、特に森岡あたりは新味があってよかったと思う。
この本に関しては著者の思い入れやパーソナルな要素も顔を出していて、その意味で『中田英寿 鼓動』あたりとはまた違った読みごこちだけど、そういうアツい要素が混じると、ややテキストのバランスを欠いて感じられもするような。まあワールドカップ前ですから、多少はアツめにアジテートする必要もあるでしょうけど。
しかしこの本、一番印象的だったのは、いろんな選手の口からたびたび登場のオズワルド・アルディレスの人格者ぶりw かっこいいなオジー! 懐かしいけど今なにやってんだろう…。
評価はC+。
- 作者: 小松成美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/04/07
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る